『物見櫓の家』竣工
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下関市のプロジェクト竣工
計画に着手し2年と半年を費やしたプロジェクトが竣工しました。
10年ほど前に目黒区で建築したお施主様のご親戚のお宅です。
長州毛利家の家臣の家系だそうです。
(私は大工の家系ですけどね)
周囲は小高い山に囲まれ、敷地の建物以外は竹林でした。
また、進入路は1.2m程の道幅でしかありませんでした。
まずは進入路の拡幅です。それから仮設の橋、旧家屋の解体、その後に建物に着手です。
近隣の皆様にご協力いただき建物の工事に着手することができました。
感謝申し上げます。
物見櫓!
現在、一般開放されている長府毛利邸に程近い主要街道沿が建築地です。毛利家の家臣の家系として見張り役ををかって出た次第です。物見櫓です。
物見櫓では四方を観望できるんです。
トイレからもよく見えます。
(もちろん必要に応じて外部からは見えない工夫がされていますね。当然です。)
四方がガラスで耐力壁は内部にあります。
この櫓の景色が外観をつくっています。
そして、ご近隣から喜んでいただいています。
嬉しい限りです。
(多分、ご近隣も士族の家系なんでしょう。推測ですよ、推測!)