想う
親・子・孫の3世代のニーズを満たせる、未来を見据えた二世帯住宅を提案
設計力
建築家の設計力により使い勝手の良い間取りや美しい外観の二世帯住宅を実現
技術力
高い技術力により、デザインと機能性を両立した二世帯住宅を実現
目次
ジェイホームズで建てる二世帯住宅について
以降詳しく解説していきます。
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二世帯住宅のポイント
二世帯住宅のメリット
- いざという時に頼れる、すぐ対応できる安心感がある
- 生活費などを節約できる経済性
- 2棟を個別に建てるよりも、建築費を大幅に抑えられる
- 家事を助け合える
- 介護や介助など老後の支援がスムーズにできる
- 老後の心配が和らぐ
- 共働き夫婦には親世帯の子育てサポートがありがたい
- 世代を超えたふれあいで多様な価値観、創造性を育める
- 家族みんなで過ごす団らんのひと時
- 食卓を囲む幸せな時間
- 孫と会える時間が増える、孫と体を動かして心身の健康増進につながる
- 買い物や旅行のとき、留守にしても安心
二世帯住宅の設計のコツ(音の対策)
いざ二世帯住宅で住み始めると、気になるのが双方の生活音です。話し声や足音、ドアの開け閉めや水廻りの音、テレビの音量など、生活リズムの違いや活動量の世代差が合わさって、ストレスとなり悩ましい問題になりがちです。
- 住宅性能で防音対策
遮音や防音性能の高い壁材や床材等を採用して、生活音が伝わるのを抑えます。外部からの音(道路から聞こえる排気音、公園や学校が近いなど)が気になりやすい環境ならば、外壁廻りや窓ガラスの防音性能を高めると効果的です。 - 間取りで生活音を軽減
静かに過ごしたい空間を、間取りの工夫で生活音から遠ざける方法があります。特に寝室の場所は、長期的な満足度に関わる大切な間取りです。子ども部屋の真下に寝室を配置しない、階段や浴室を寝室と隣接させない、上下階で水廻りやリビングの位置を揃える、といった配慮で睡眠不足になる原因を設計段階で省いておくことができます。
二世帯住宅の設備
同居家族それぞれの満足度を高める二世帯住宅の重要なポイントはライフスタイルに合った「プライベート」と「シェア」の線引きですが、家事や生活に日々使用する設備の配置も、二世帯住宅の完成度を左右します。
親世帯、子世帯双方が、世帯別で設置するかをこだわって検討し、実際住み始めてからも満足できている設備は次の通りです。
- トイレ
- 洗面化粧台
- キッチン
- 浴室
- 洗濯機・洗濯もの干しスペース
水廻りの設備を世帯別に持つと独立性を高められ、親世帯、子世帯どちらもプライバシーを保たれた暮らしやすさを感じられるようです。
二世帯住宅の間取り
二世帯住宅の間取りはどこを世帯別にして、どこを共用にするかを、建物タイプで大きく3つに分けることできます。
- 完全分離型
- 部分共用型
- 完全融合型
二世帯住宅の間取りを考えるとき、ゾーニング(部屋のエリア分け)、家族のライフスタイル、互いのプライバシー確保、将来への対応などを考慮して、どのタイプで間取りを考えていくかベースとなるプランを決定します。
家族の価値観やライフスタイルの多様化に伴い、理想とする二世帯住宅の間取りのニーズは、完全分離型 > 部分共用型 > 完全融合型の順になるかと思われます。
もちろん敷地条件や予算等との兼ね合いとなりますが、両世帯のプライバシーを重視する傾向が高く、完全分離型、またはそれに近い間取りを希望されるケースが増えています。
事例解説
二世帯住宅のタイプ1:完全分離型
完全分離型は、すべての生活空間を分け、各世帯が独立して暮らす二世帯住宅です。世帯ごとに専用の玄関があり、キッチンと浴室は2ヵ所となります。
- メリット:各世帯のプライバシーが守れる。生活音をあまり気にしなくてよい。
- デメリット:住宅の面積が増え、設備も2世帯分となるので、建設費は上がる。
二世帯住宅のタイプ2:部分共有型
部分共用型は、食事の空間を独立させつつ、玄関や浴室などを共用してスペースを効率よく使う二世帯住宅です。玄関は1ヵ所、キッチンは2ヵ所、浴室は2ヵ所(または1ヶ所)となります。
- メリット:同じ空間で生活できるので、双方の世帯で生活を支えやすい。
- デメリット:生活音などに配慮しないと、同居する家族にストレスを与えやすい。
二世帯住宅のタイプ3:完全融合型
完全融合型は、個人の居室以外のキッチン、リビング、水廻りを共用する二世帯住宅です。玄関は1ヵ所、キッチンは1ヵ所(または、メインのキッチンを共用、サブキッチンを専用)、浴室は1ヵ所(または、シャワー室を別に設ける)となります。サブリビングなど世帯別空間を設けるケースもあります。
- メリット:共有スペースが多く、面積を減らせるので、建設費を抑えられる。
- デメリット:各世帯のプライバシーが守れない。生活音が問題になりやすい。
完全独立型の上下分離型二世帯住宅
1階に子世帯、2階に親世帯と将来の世代交代に対応ができるようにどちらの世帯でも利用可能なニュートラルな位置に個室を2室配置するゾーニングとしています。このことにより、世代が変わった時の家族構成の変化に対応しやすくなります。
生活習慣の違いと遮音性の限界を考慮して親世帯を2階に
木造住宅の場合、床の遮音対策を入念に行ったとしても限界があり、上階の歩行音は意外と聞こえてしまいます。二世帯住宅でお互いになるべく気を使わずに同居するためには、生活している音による問題を他の世帯に影響を与えないようにすることを考えた結果、親世帯を2階に計画しました。
上下分離型の二世帯住宅にはエレベーターが必須
あえて2階に親世帯の住まいを設けることにより、親世帯の上下階の移動の負担を減らすために、ホームエレベーターを設置しました。ホームエレベーターは2方向からアクセスできるタイプのものを採用し、子世帯も利用できる計画としています。
二世帯住宅 施工事例
よくある質問
二世帯住宅に関する質問を掲載しております
木造住宅の場合、構造的に必要な耐力壁や柱を移動させることは原則できません。
改築で間取りを変えられるようにするには、将来的に変えたい間取りをある程度想定した上で、構造的に必要な耐力壁や柱の位置を決める必要があります。
「スケルトン&インフィル」という発想もあります。なるべく建物の外周部に構造的に必要な耐力壁や柱を配置して、内部はフレキシブルに改修できるようにする考え方です。
将来的に親世帯部分を店舗などにすることは技術的には可能です。
注意点としては、建物全体の床面積の50パーセント以上を住宅用途で使用しないと住宅扱いになりませんので、用途変更などの手続きが必要になります。
店舗の内容によっては、給排水給湯設備や電気設備などの改修も必要になります。
ホームエレベーターと階段は両方必要です。
階段は生活導線でもあり、非常時には避難経路にもなります。
ガレージのみ共有する間取りも可能です。
完全分離型ですと玄関が別々となりますので、双方の世帯にアクセスしやすい位置にガレージを計画することが重要です。