[ Specification ]
仕様
玄関を共有した上下階分離型の2世帯住宅
藤沢市の閑静な住宅街に建つ2階建ての二世帯住宅です。道路に2方向に面する不整形なL型の敷地特性を考慮し、シンプルな長方形の建物配置とすることで、南側に広い庭を確保できる計画としています。
- 北側の坪庭には目隠しを兼ねたスクリーンを設置して、採光や通風の確保とプライバシーを両立させつつ、外観のアクセントにもなっています。
- 玄関脇にビルトインガレージを設けて、アクセスの良い動線計画となっています。
2世帯住宅の1階には緑を、2階には光を
二世帯住宅を上下階で分ける計画の場合、周辺環境や方位、各部屋との相性から、上下階の配置を重ねるほうが合理的な間取りとなることが多いです。
- 間取りがほぼ同じでも、階ごとに空間の構成や光の取り入れ方などを工夫することで、全く違う空間を演出しています。
- 世帯ごとにキッチンを変えたり、家具の選定、配置によって、違いを感じられる空間となります。
庭とつながる落ち着いた1階のLDK
1階 のLDKは、水平方向の広がりや庭との関係をより意識しています。
- 1階のLDKは、庭との間にデッキテラスを設けて、憩いのスペースとなっています。
- 1階のLDKは、床に明るい竹のフローリングを貼ることで、温かみのある雰囲気になっています。
空とつながる明るい2階のLDK
2階 のLDKは、勾配天井により高さと明るさをより意識しています。
- 2階のLDKは、天井が高くハイサイドライトを設けて北側から柔らかい光を取り込みます。
- 2階のLDKは、床に大判の白いタイルを貼ることで、より明るさを感じられる雰囲気になっています。
耐震構法SE構法で実現する大空間、大開口
耐震構法SE構法を採用することで、高い耐震性能を確保しながら、大空間に大開口のある住空間を可能にしています。
- 外部に面する開口部を大開口とすることで、光あふれる室内空間を実現しています。
- 2階の勾配天井の空間は、登り梁を用いることで、すっきりとした印象の空間を実現しています。
施工管理者からのコメント