外断熱工法 ・ 外張り工法 <モデルハウスの紹介 7>
2ヵ月もご無沙汰をしてしまいました。
多くの方がブログを楽しみにしていただいている(?)のに、申し訳ないことです。
今回は、前回の予告通り外断熱工法(外張り工法)についてお話しします。
ご存知の方も多いと思いますが
建物の断熱は、外壁の外側でバリアを施すのが合理的です。
内断熱は、建物の壁体内まで外気の影響を受けるため
結露が発生した場合、壁の中に発生するということなんです。
工事の手間は掛かりますが、断熱・気密の施工状況は全て目視で確認することができるため
期待する効果に対する信頼は高い!(勿論、まじめに・丁寧に施工することが前提ですが…)
それでは、施工状況を順を追って紹介しましょう。
◆外壁に断熱材を施工
柱の外側に構造用合板を施工、その外側に板状の断熱材を施します。
断熱材表面に遮熱材が施されています。(念入りです! 美しい!)
◆気密テープの施工
断熱材の継手、接続部分は全て気密テープにより隙間を無くします。
(キッチリ貼っています!)
(これでは空気の侵入するスキが無い!)
◆通気層の施工
断熱材に通気用の部材を施工しています。
この部材に構造用合板を施工します。これにより、断熱材と合板との間に18㎜の隙間が空きます。
(これを通気層というんです。 断熱性能、遮熱性能に効果を発揮します!重要なんです! )
◆構造用合板、サッシュの施工
構造用合板が施され、さらにサッシュが取付けられます。
サッシュには更に防水テープが貼られます。
サッシュの下側も雨対策も施されています。(完璧です!)
この上にモルタルを施工し、外壁を仕上げます。
以上、大変丁寧な施工でした。
大工さん、ありがとうございました。