工務店・設計事務所様との交流「構造見学会編」
目次
免震工法と耐震構法SE構法のハイブリッドな構造見学会
工務店様や設計事務所様を招待しての見学会の次のプログラムは、「構造見学会」です。
その前のプログラムであるジェイホームズのモデルハウス見学の様子はこちらのブログに書きました。
今回の構造見学は、相模原市で建設中の免震工法と耐震構法SE構法のハイブリッドな構造となっている見応えのある現場です。
ジェイホームズの施工管理者にも同席してもらい、参加者の皆様に資料などを用いて詳しく説明させていただきました。
この現場のこれまでの施工のプロセスは、このブログでもお伝えしておりますので、よろしければ読んでみてください。特に基礎配筋の様子などは必見です!
木造の注文住宅ではとても珍しい免震工法
免震工法は、揺れを「伝えない(免れる)」ことを目指した工法です。建物と基礎ピットの間に積層ゴムなどを入れて分離させることで、振動が大幅に軽減される仕組みです。
今回の現場では、お施主様が、災害リスクを考えて、免震工法を選択されました。
免震工法の基礎ピットです。
大地震時の変位幅として、構造計算で約40センチを見込んでおり、それに応じた設計、施工になっています。
免震工法は主に大型で高層の建築で採用されることが多いので、木造住宅で免震工法はとても珍しいのです。
専門家の皆様にとっても、貴重な機会になったのではないかと思います。とても熱心に見学されていました。
木造の注文住宅として耐震性がとても高い耐震構法SE構法
この住宅は、基礎部分は免震工法ですが、上部の木造の構造躯体は「耐震構法SE構法」です。
ジェイホームズは耐震構法SE構法の施工に対応できる「SE構法登録施工店」ですので、SE構法の施工実績は豊富にあります。
SE構法について詳しくはこちらのページをご確認ください。
SE構法の施工現場を初めて見学される方ばかりでしたので、まずはSE構法の特徴について詳しくご説明させていただきました。
SE構法の施工は基礎まわりが重要となりますので、そうしたポイントなどについても解説させていただきました。
この住宅は、免震工法に加えて、SE構法を採用するという、とても地震に強い住宅となります。
次は、引き渡し間際の完成現場に移動して見学してもらいます。
お客様から直接ジェイホームズに家づくりの依頼をいただき、建築家の紹介から施工まで担当している住宅です。
その様子は、「完成見学会編」のブログでお伝えします!