デザイン住宅の間取りの中心はLDK!モデルハウスのインテリア解説
ジェイホームズのモデルハウスは、実際に家族が暮らす住宅ですので、暮らしやすい間取りとなるように空間のつながりを重視しています。そして空間の印象を決めるのはインテリアの雰囲気です。このコラムでは、ジェイホームズのモデルハウスのLDKで使用した内装材についてそのポイントをお伝えします。
目次
注文住宅の間取りの核となるのはLDK
注文住宅の間取りの核となるのは、家族共有のスペースであるリビング(L)、ダイニング(D)、キッチン(K)です。これら3つのスペースはつながり方によって性格の異なる空間になります。
ジェイホームズのモデルハウスでは、リビングとダイニングとキッチンをワンルームのLDKとしています。ただLDKには少し変化をつけています。LDKの北側にキッチンとダイニングを配置し、LDKの南側に床の高さを500mmほど下げたリビングを配置しています。
空間としてはつながっているのですが、リビングが独立したスペースのように活用できます。料理や食事をしていない時間帯はリビングで落ち着いた雰囲気でくつろぐことができますし、来客等の対応はしやすい設計になっています。
LDKのインテリアはモノトーンを基調に
注文住宅のインテリアを決定するには、まず好みのテイストを決めなくてはなりません。モダン、和、エスニックなど、具体的にどのような空間に仕上げたいかをイメージします。好きな色や形を寄せ集めるだけだと、心地よいインテリアは実現しませんので注意が必要です。
インテリアのイメージとして印象が大きいのは床材です。現代の注文住宅では、床に木質系のフローリングを貼っている住宅がほとんどだと思いますが、インテリアのイメージとしてモノトーンを基調にしたいと考えており、あえて床材に大版のタイルを選択しました。
床材にタイルを選ぶことで、床暖房の蓄熱性がフローリングと比較して高まるというメリットもあります。全館空調と合わせて、冬場は温度差が少なく安定した暖かさを享受できます。
タイルを使った床の特徴は、デザインのバリエーションの種類が多いことです。小さなモザイクタイルから大版タイルまで、多種多様なタイルが販売されています。
ジェイホームズのモデルハウスのLDKでは、床はグレーで800mm角の大版タイルを貼りました。この大版タイルの表面は微細な凹凸もあり、滑りやすいということもありません。キッチン脇や通路などの細い部分ではこのタイルを適切なサイズにカットして、タイルの割付や目地の位置なども調整して施工しています。
LDKの壁は漆喰の塗り壁をベースに、タイルでアクセントをつける
ジェイホームズのモデルハウスのLDKは、「ネオプラル」と呼ばれる漆喰(しっくい)系の白い塗り壁としています。漆喰の白さは万人が認める美しさですし、コテによるパターンの変化や、さまざまな表情を持つ点が魅力です。
この「ネオプラル」という塗り壁は、下記のような特性があります。
・ 調湿機能があり、冬場の乾燥や夏場の湿気を調節する
・ 明光性があり反射率も高いため、部屋の明るさが際立つ
・ 消臭機能がある
LDKの壁がすべて白いと、インテリアの印象としてはシンプルすぎてしまうため、数カ所の壁をアクセントウォールとして仕上げ材を変えています。上の写真にあるリビングのテレビ台の裏には、岩のような肌合いのタイルを貼り、インテリアの雰囲気に変化をつけています。
<まとめ>
ジェイホームズのモデルハウスでは、デザイン性だけではなく性能面にも考慮して内装材を選定しています。幼い子供がいるご家庭や高齢者の住まいでは、床はフローリングが適していると思いますが、大人のみが暮らす住宅では、床にタイルを選ぶことも選択肢の一つになります。壁についても、ビニールクロスやペンキで塗装する壁だけではなく、漆喰の塗り壁などを選択することで健康面でも快適な室内環境を実現できます。
ジェイホームズのモデルハウスでは、多種多様な内装材を採用しています。内装材は、カタログやサンプルだけでは判断しにくいですよね。
ぜひジェイホームズのモデルハウスにご来場いただき、実際に手を触れたりしながら、家づくりの参考にしてみてください。