優れた住み心地のデザイン住宅。モデルハウスの間取り紹介(2階編)
ジェイホームズのモデルハウスは、2世帯住宅です。2階は主に親世帯のスペースとして計画しました。玄関からホームエレベーターで2階にアクセスでき、高齢者の住まいとして日々の暮らしがしやすい動線計画と使い勝手に配慮し、衣替え等、可能であれば除くことが好ましい作業を省力化できる住宅に仕上げました。そこで本コラムでは、ジェイホームズのモデルハウスの2階の間取りを、空間別に写真を掲載してご説明します。
二世帯住宅の専用ページ:「ジェイホームズが提案する家族のカタチに合わせた二世帯住宅」はこちらです。
目次
リビングダイニングとキッチンは別々に計画した間取り
ホームエレベーターで2階に上がると、正面にリビングダイニングがあります。南側の大開口の窓と東側に設けた小窓により、明るい空間になっています。1階とはインテリアの雰囲気を変えて、床にはフローリングを張り、温かみが感じられる仕様にしています。
多くの時間を過ごすことになるリビングダイニングは、背後の壁に「収納」「造り付けの机」「仏壇収納」等、日々の生活で使用する身の回りの用具を配置しています。高齢者の移動の負担を考慮した計画です。
上の写真は、リビングダイニングからキッチンを見た写真です。あえてキッチンは独立させて、東側の大きな窓から自然光が入るようにしています。キッチンの背面には、キッチン収納を設けています。
主寝室には収納を多めに確保し、水廻りを隣接させる間取り
上の写真は、親世帯の主寝室です。ベッドに重なる壁は飾り壁として色を変えたアクセントウォールとしています。その両脇に縦長の窓を設けて、北側からの柔らかい光を室内に取り入れるようにしています。就寝時に照明の光が直接目に入らないように、間接照明の優しい光源としています。
主寝室に隣接してトイレ、洗面脱衣室、浴室を配置しており、水廻りを利用する場合に短い移動距離で生活することができます。
子世帯と親世帯間のアクセスはホームエレベーターと階段が利用可能
2世帯住宅のあるべきかたちを高い次元で実現しようと考えると親世帯は2階とするべきですが、それによりホームエレベーターは必須となります。
上の写真は、子世帯のエントランスホールから2階の廊下を見上げた写真です。階段を上がると、右手にホームエレベーターと子世帯の個室、正面に見えるのが子世帯の個室、左手に親世帯の住まいとなります。
2つの個室がそれぞれの世帯の中間にあるため、世代が変わっても状況に応じた使い方が可能となっています。
上の写真は、ホームエレベーターの写真です。ホームエレベーターには2方向から利用できるタイプのものがあり、手前側が子世帯、奥の扉は親世帯の玄関からアクセスできるようになっています。このホームエレベーターを利用することにより、間取りを考える上でも、エレベーターにアクセスするための不要な廊下などを設ける必要がないため、省スペースで制約を受けにくい間取りが可能になります。
上の写真は子世帯の個室の写真です。正面の壁に、机として利用できる幅広のカウンターと上部に飾り棚を2段設けています。
家具として机を買ったりすると費用がそれなりにかかりますが、ここではカウンター材を一枚設置するだけですので、比較的コストを抑える事もできますし、多目的に利用できます。
<まとめ>
ジェイホームズのモデルハウスの2階は、2世帯住宅の親世帯の住まいということで、動線はコンパクトにして、何でも近くに感じられるような間取りとしました。住まいの中央に収納スペースをとり、その周りを2方向にアクセスできるような回遊型の間取りとすることで、暮らしやすい住まいを実現しています。リビングダイニングが最も長く時間を過ごす場所となるので、その付近に収納も充実させました。
2世帯住宅をご検討中のお客様は、ぜひジェイホームズのモデルハウスを見学していただき、自分たちの家族に最適な2世帯住宅をつくるための参考にしてみてください。