注文住宅や非住宅木造を木造4階建てで建てるメリット
持続可能な木材利用を経営戦略に上手に取り組む企業が増えており、自社の事業用の建築物を木造で計画する企業も増えています。
日本は2050年のカーボンニュートラル(温暖化ガス排出実質ゼロ)、2030年度までに2013年度比で46%削減する目標を打ち出しています。
木材活用の意義や方法を発注者に発信し、カーボンニュートラル実現の大きな目標に向かって取り組みを進めていくことが求められています。
そうした面からも木材の需要を伸ばすことが課題であり、中高層建築においても木造化が求められています。
このコラムでは、注文住宅や非住宅木造を木造4階建てで建てるメリットについてお伝えします。
目次
木造4階建てのメリット:建設コストが鉄骨造より安い
木造は、大工による施工が中心のため、施工費の変動はほとんどありません。
大工は、地域によって施工費の相場も決まっています。
木造の耐火建築物は、鉄骨造や鉄筋コンクリート造として「建物重量が軽い」ことが、大きなコストダウンのポイントとなります。
特に地盤改良工事、基礎工事、構造躯体工事のコストを抑えることができます。
木造4階建てのメリット:木造は軽いので軟弱地盤に対応しやすい
敷地が軟弱地盤だった場合、地盤改良工事を行う必要があります。
木造は、建物重量が鉄骨造あるいは鉄筋コンクリート造と比較して大幅に軽いことから、求められる地耐力が小さくなるため地盤改良工事をコストダウンすることができます。
木造は、建物重量が大幅に軽いことから、基礎断面を小さくすることもできます。
木造の基礎断面が小さいということは、鉄骨造あるいは鉄筋コンクリート造と比較して、主に下記の理由によりコストダウンが可能になります。
・根切り底が浅いため、残土処分量を減らせる
・立ち上がり部分やフーチング部分の寸法が小さく、型枠や配筋量が減らせる
・作業量が少なく、工期短縮が可能になる(現場経費の軽減につながる)
木造4階建てのメリット:減価償却期間が短い
木造は減価償却期間が鉄骨造より短く設定されており、年間の経費をより多く計上することができ、節税効果を得ることができます。
事業計画においては、減価償却期間の短さや解体時のコスト等を考慮した結果、鉄骨造よりコストダウンができるということで、木造が選択されることがあります。
一方で、耐用年数はあくまで税法上で定められた年数でもあり、現代建築ではメンテナンスを適切に行うことで更に長期に使用することも可能です。
ジェイホームズは木造耐火建築物の施工ができる工務店
ジェイホームズでは、木造耐火建築物に関しては下記の方針を基本としております。
- 仕様に関しては、木住協が取得している国土交通大臣認定工法を推奨します。
- 木造耐火は建物重量が重くなりますので構造躯体の負担が大きくなります。耐震性能の高いSE構法等の金物工法を推奨します。
- ジェイホームズはSE構法登録施工店であり、SE構法は木造4階建ての実績があります。
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ジェイホームズは高級注文住宅(豪邸)に特化した工務店
ジェイホームズは高級注文住宅(豪邸)を建てることに特化した工務店です。
オーナー様の好みや要望に合う、住まい手の思いや理想を共有できる建築家、設計事務所に依頼して、協働して注文住宅を建築しています。
実績のある工法、得意な施工を前提に設計された注文住宅は伝統的ともいえますが、慣れた工法や使い慣れた建築資材を優先してしまう傾向があり、ともすれば保守的な設計、デザインになる工務店も少なくありません。
ジェイホームズはオーナー様の土地や予算をふくめた様々な要望を理解して、高い提案力と柔軟なプランニングが反映された「建築家の家」を建てる工務店としての実績が豊富にあります。
ジェイホームズは技術でデザインを支えるべく、厳格な品質基準と教育体制で施工技術の向上と研究に経営資源を集中させています。
また、ジェイホームズは大手ハウスメーカー出身の代表の牧野や施工管理者たちによって創業されたこともあり、そこで培った技術力や品質管理体制、メンテナンス性への配慮を徹底しています。
プロからの評価の高い建築家、設計事務所と協働することで高いデザイン性と自由度を兼ね備えた注文住宅を提案できる体制を実現しています。
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