[ Specification ]
仕様
街のランドマークとなるデザイナーズマンション
品川区にある木造3階建ての共同住宅です。間口が狭く奥行が長い不整形な敷地形状の特性を考慮しながら、建物のボリュームを最大限確保できる計画を実現しました。
- 住居系の地域で建ぺい率、容積率の制限も厳しい中、建築基準法等の関係法令を遵守しつつ、事業計画を成立させる設計内容となっています。
- 古くからの住宅街の中で、街のランドマークとなるような共同住宅を目指しました。
シンプルで飽きのこない外観デザイン
不整形な敷地で建物のボリュームを最大限確保すべく、平面斜辺のボリュームを組み合わせた間取りの構成としています。
- 開口部の位置を上下階で揃えることで、整った印象の外観デザインを実現しています。
- 白い外壁に、黒のアルミサッシが、外観のよいアクセントになっています。
共同住宅のエントランスは掃き出し窓で明るく演出
敷地内通路に面して設けられた共同住宅の各住戸のエントランスは、玄関土間のようなしつらえにして、明るさと広がりを感じられる空間としています。
- 玄関ドアをアルミサッシのテラスドアとして、吐き出し窓と合わせて大きな開口部を実現し、玄関土間に光庭のような役割を与えています。
コンパクトながら広がりを感じられる間取り
不整形な間取りでありながら、開口部の抜けや建具の開閉などにより、面積以上に広がりを感じられる空間を実現しています。
- 共同住宅でありながら収納量を確保するために、各室に広めのクローゼットを設けています。
- 天井吊りの引き戸とすることで、開閉により雰囲気を変えられ、すっきりとした印象の空間となっています。
多目的に利用できる明るいサンルーム
敷地内通路に面する外壁側には、サンルームを設けており、多目的に利用することができます。
- 室内の床仕上げはフローリング、サンルームの床仕上げは白い長尺シートとして、インテリアと使い勝手に配慮した設計としています。
- 室内で洗濯物を干せるように、サンルームの天井上部に洗濯用ポールを設置しています。