仕様
街並みに特徴を与えるデザイン住宅
横浜市の閑静な住宅街に建つ2階建ての住宅です。同じような広さに割られた土地に住宅が並ぶ中で、シンプルな外観で要素が少なく外構や植栽とのバランスも考慮された設計となっています。良い意味で全く違った印象の場所をつくり出し、街並みにも特徴を与える住宅となっています。
- スクエアな外観デザインに、アクセントとなる開口部の配置
- 造園家による建築と融合した外構・植栽の計画
現代的な田の字型の間取りで広がりと豊かさを
住宅の中心にらせん階段を配置した現代的な「田の字型」の構成とし、隣接する部屋同士の関係をよく考慮して決定した間取りとなっています。間取りに合わせて扉や窓の配置を効果的に行うことで「抜け」を確保し、住宅の面積以上の広がりと豊かさを実現しています。
- インテリアに配慮されたキッチンの計画
- 美しいらせん階段が空間のアクセント
SE構法を活かした大空間・大開口のLDK
SE構法の構造強度を活かして実現した、大きな吹き抜けのある大空間のLDKです。大きな開口は北側に面していますので、優しい光を室内に取り込みます。天井に杉板を貼り、床の無垢フローリングの温かみが心地よい空間となっています。
- 吹き抜けに設けたブリッジは、木と鉄の組合せで空間の象徴に
- 統一感のある色彩により、温かみのある空間を実現
吹き抜けに面した、ギャラリーのような書架
2階の書架には、吹き抜け部分に設けたブリッジや廊下からアクセスでき、周遊できる動線計画となっています。
- 壁一面の書架は、多くの蔵書を収納できます。
- 照明を設けた飾り棚をランダムに組み込むことで、空間のアクセントにもなっています。
らせん階段はシンプルさと精緻なディテールの結晶
住宅の中心に位置するらせん階段は、シンプルなデザインと、丁寧な施工により、美しい「魅せる階段」となっています。
- 空間を彩る、らせん階段は、精緻なディテールでより美しく実現。
子供室は可動間仕切りでフレキシブルに
子供室は、床の段差を設けてスキップフロアの構成になっています。壁の中央に造り付けの収納を設けて可動間仕切りの扉も合わせて収納することで、すっきりとした印象の空間になっています。
- 収納の両端には造り付けの机や棚を設けています。
- 床の段差を利用して、床に座ると机の高さが合うように計算した設計としています。
洗面室は質感の対比が生む上質なリラックス空間
木の温かみと石やタイルの質感の対比を活かした、美しく落ち着いた印象の洗面室です。鏡の上部の窓からは外部の景色を楽しむことができ、鏡の下部の窓からの光により手元の明るさを確保しています。
- 写真右側の浴室のガラス戸により、洗面室と一体的な空間として広がりと開放感を実現しています。
- 洗面室は、カウンターを広く確保し、洗面台を2箇所設けるなど、使い勝手に配慮しています。
施工管理者からのコメント