地下室の設計手法である「半地下」の種類とメリット
地下室に“埋まっていない”場所を設ける方法としては、空堀以外にも「半地下」にすることが考えられます。
通常の地下室は空間のほとんどが地盤面の下にありますが、半地下とは側面の半分程度が地上に露出している地下室のことです。傾斜地にあったり、敷地に段差があるなどで階の半分程度が埋まっている形態が半地下と呼ばれています。
このコラムでは、敷地を有効活用できる設計手法である「半地下」について詳しく解説します。
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目次
もう一つの地下室「半地下」の種類
半地下の種類としては、主に下記の3パターンです。
<半地下のパターン1:半分が地下に埋まっているタイプ>
側面の半分程度が地上に露出している地下室のことです。
<半地下のパターン2:敷地に段差があるタイプ>
敷地に段差があるなどで階の半分程度が埋まっている形態の地下室です。
<半地下のパターン3:傾斜地タイプ>
傾斜地に地下室を計画したことで、自然と半地下になる地下室です。
半地下のメリット
敷地条件を利用してつくることで、半地下には完全な地下室と比べて居住環境を高めやすく、経済的なメリットも生まれます。
空堀を設けなくても自然に部屋の高い位置に窓が取れるため、地面の下につくる地下室よりも居住環境を高めやすいのがメリットです。
例えば、傾斜地に半地下をつくる場合、空堀を設ける場合に比べて掘る土の量は半分程度で済みます。
また、掘る深度が浅いので、土留(どどめ)の方法が楽になります。
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まとめ
敷地条件に応じて半地下をうまく計画することで、地下室よりもコストを抑えながら、居住スペースを増やすことができます。
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