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注文住宅の外構で失敗しない5つのルール【完成事例で解説】

注文住宅の外構で失敗しない5つのルール【完成事例で解説】

外構とは?

外構とは、門扉や植栽、駐輪スペースなど、家の周りの構造物を指します。この外構次第で注文住宅の印象は大きく変わります。建物の外観やデザインはもちろんですが、外構のレイアウトや設計は住まい、建築のプロポーション、環境との調和、来客へのイメージを決定づける重要なポイントです。

外構に手間とコストをかけるメリットはとても多いです。ちょっとした門扉や植栽をデザインするだけでも見た目の印象は大きく変わります。

仮にですが予算を100万円上げることができる場合、建物で追加できることは限定的ですが、外構では植栽も含めてかなりのことができるようになります。コストパフォーマンス良く、住宅全体の雰囲気を向上させるには、外構に力を入れることが美しい注文住宅を建てるポイントになります。

注文住宅を建てるとき、間取りや外観など建物の方ばかりに意識がいってしまいがちですが、注文住宅は建物本体だけでなく、外構も含めた全体のデザインと設計、施工で完成します。

このコラムでは、注文住宅の外構計画で失敗しないためのルール、審美性と機能性を両立した外構デザイン、外構計画の実例をお伝えします。

中庭の専用ページ:「ジェイホームズが実現する明るさを確保してプライバシーも守れる中庭のある注文住宅はこちらです。

 

外構デザインの基本「ゾーニング」

外構をバランスよく計画することで、注文住宅のクオリティはグッと上がります。

実際の外構計画では、「カーポートはほしい」「ガーデニングがしたい」「プライバシーに配慮した子どもの遊び場をつくりたい」といったオーナー様からの優先順位の高いご要望をもとに、工務店やハウスメーカーを主体(施工は外構専門の会社に依頼することもあります)にデザイン、設計を行い、工事が行われます。

外構の種類、要望を考えるポイントについて後述しますが、外構計画の基本となる「ゾーニング」について知っておくと、どこに何があればいいのか、優先順位の付け方やライフスタイルとの関連がイメージしやすくなります。

外構も建物の間取りと同じで、ゾーニング(エリア分け)が重要です。建物の間取りを考える段階で同時に外構の計画を考えておくことが大切です。家の外部としての機能や動線を考慮しておくことで、使い勝手もよく、心地よい屋外空間が実現します。

外構計画のゾーニング

上の画像で、外構計画におけるゾーニングと、建物との動線の関係をまとめてみました。家の間取りを優先しすぎてしまうと外構に制限がかかってしまいますし、逆の場合も同様です。また車のサイズや運転技術などを考慮した上で、車庫入れ方法をあらかじめ想定しておくことは重要です。

 

3つの外構スタイル

ゾーニングと合わせて押さえておきたいのが「外構、エントランスのタイプ」です。オープン、セミオープン、クローズがあります。

特に、エントランスは住まいの第一印象を決める「顔」ともいえます。街並みの一部にもなるエントランス部分の外構は、好みや庭の使い方も重要ですが、住まいの外観と防犯のバランスも考えながら、ベースとなるスタイルを選びましょう。

 

<オープン外構>

オープン外構

塀やフェンスで囲わない、開放的なデザインです。

表札やポストのある門柱もなるべくコンパクトに設置するケースが多いスタイルです。

玄関やリビングの位置が敷地の外から見えるため、防犯やプライバシーの面が気になるところです。植栽や門柱などの外構を効果的に配置することで、外からの視線をうまく遮ることができます。

この住宅の施工事例ページ:「季節を呼び込む開放空間」はこちらです。

 

<クローズ外構>

注文住宅 外構 クローズ
住宅を門扉、門柱、塀、植栽で囲んだスタイルです。生垣で囲まれた日本家屋などもクローズ外構になります。

プライバシーが確保でき、住宅に落ち着いた堅牢な雰囲気が生まれます。
外部から閉じた外構は、防犯上メリットがあるように見えますが、侵入されると内部の様子が外からはわからないため空き巣被害の懸念があります。ある程度外から見える工夫や、セキュリティ対策を外構計画に取り入れるとよいでしょう。

この住宅の施工事例ページ:「建物と外構が統一されたデザイン住宅」はこちらです。

 

<セミオープン外構>

注文住宅 外構 セミオープン

門扉や植栽を使って部分的な仕切りを設けて、敷地と外をゆるやかにつなぐスタイルです。注文住宅でもセミオープン外構が人気です。

駐車スペースをオープンに、エントランスはクローズに、とオープンとクローズ両方のメリットを活かす、幅広い外構デザインが可能です。

 

外構に求められる条件

注文住宅の外部空間には建物とは異なる、必要な条件があります。

  • 防犯やプライバシー保護、駐車や遊び場としての「機能」
  • 使いやすく安全な「動線」
  • 美しく心地よい外観の「審美性」

これらの条件はどれも外構デザインから外せません。

ですが、具体的にどのように計画すれば、完成後に「ここをこうすればよかった・・・」と後悔せずに外構を決められるでしょうか?

手順としては、注文住宅の間取りを考える段階で、同時に外構についても具体的に考えておくことが大切なのですが、その際にジェイホームズがオーナー様にお伝えしている「外構計画5つのルール」をご紹介します。

 

注文住宅の外構計画で失敗しないための5つのルール

注文住宅の外構計画で失敗しないための5つのルール

注文住宅の間取りを優先しすぎてしまうと外構に制限がかかってしまいますし、逆の場合も同様です。そこで次のようなルールを基本としながら、注文住宅の外構計画を検討しています。

<外構計画で失敗しないための5つのルール>

1.道路や周囲の環境、間取りを考えて、アプローチや駐車スペース、庭を配置する。
外構を設計するには、まず周囲の環境に対して「開く」のか「閉じる」のかを決めなくてはなりません。開く(敷地や建物を囲って隠す塀などを設けない外構)のは海や山など展望の良い敷地に向いていますし、閉じる(敷地や建物を囲って隠す塀などを設ける外構)のは人の往来が多い道路に接する敷地などに向いています。

2.家の外観、外構と街並みとの調和を図る。奇抜な色やデザインは避ける。
外観の印象を向上させるには植栽が有効です。アプローチや中庭にシンボルツリーを植えたり、道路脇に緑化することで、住宅も街並みも美しくなります。

3.駐車スペースの広さは、車のサイズや台数、ドアの開閉、人の通行を考える。
屋外に設けるオープンな駐車スペースは、車が止まっていない時には多目的なスペースともなるため、コンクリートの隙間に植栽を植えるなどして、豊かな外部空間になるように配慮します。

4.建物の周囲にぐるりと回れる通路スペースを確保し、メンテナンスや点検のしやすさを考慮する。
建物の裏面にあたる側には、エアコンの室外機やゴミの仮置き場などになることが多いですし、外壁の塗り替え等では足場を組む必要もありますので、通路スペースは確保しておくことが望ましいです。

5.防犯や安全と、外観の演出の両立を考える。
防犯や安全、プライバシーに対する考え方もオーナー様によって異なりますので、様々な条件を考えた上で最終的に決定します。例えば、屋外照明を設置することで、防犯的な要素と美観的な要素を両立させることができます。

 

外構の種類と失敗しないポイント

外構には様々な種類があります。注文住宅を建てる際は、間取りと同様に、

  • 予算をかけて充実させたいところ
  • コストをかけずに設けたいところ
  • 入居してからDIYで作りたいところ

など優先順位を決めて、工務店やハウスメーカーに伝える要望をまとめましょう。

あれもこれもとなると、予算オーバーになってしまいますので、工務店やハウスメーカーとも相談しながら、ライフスタイルや好みに合った空間を計画していきましょう。

 

門扉、門柱

注文住宅 外構 門扉 門柱 
外構のスタイルでも述べましたが、門扉、門柱を配置するエントランスは住まいの第一印象を決める「顔」です。来客を出迎え、住まう人が毎日通る場所がエントランスです。

門扉とは出入口に設けた門の扉のことです。門扉の素材にはアルミ製や木製、アルミ+樹脂などがあります。一般的なのは腐食やさびに強いアルミ製です。また開閉方法は両開き、片開き、スライド式などがあります。

塀や門の有無にかかわらず、門柱はできるだけ設けたほうがよいかもしれません。特に塀がない場合は、敷地内外の境界線を示すことができる場合もあり、外観上も目立つ存在になるので外観を豊かにする効果もあります。

門柱には表札やインターフォン、郵便受け、照明といったパーツも付きます。宅配ボックスの設置は利便性の高さから、エントランスの外構工事のスタンダードになりつつあります。

門扉、門柱は凝りだすときりがないほどデザインや機能が豊富にありますが、周辺環境との調和、建物・外構全体に合った統一感のあるデザインと必要な機能に絞って選ぶとよいでしょう。

この住宅の施工事例ページ:「パッシブデザインと機能・デザインを両立させたデザイン住宅」はこちらです。

 

フェンス・塀

注文住宅 外構 フェンス・塀 
 フェンスや塀は外からの視線を遮り、プライバシーを守る役割を果たします。アルミや樹脂のフェンス、ブロック塀や土塀などがあります。生垣は高級感があり、静謐なイメージを演出できますが、定期的なお手入れが必要です。メンテナンスコストとのバランスを考慮した慎重な計画が求められます。

フェンスにはいろいろな種類があるので、何を重視するかによって選ぶデザインは大きく異なります。

・プライバシーを重視したい場合:パネル式のフェンス

・風通りを重視したい場合:ルーバータイプのフェンス

・採光を重視したい場合:擦りガラスタイプのフェンス

道路から玄関の距離が近く、目隠しになるような外構がないと、出入りの際に外からの視線が気になることもあります。オープンやセミオープンの外構スタイルには、部分的なフェンスの配置、あるいは植栽でプライバシーに配慮した設計を依頼しましょう。

この住宅の施工事例ページ:「建物と外構が統一されたデザイン住宅」はこちらです。

 

アプローチ

注文住宅 外構 アプローチ

アプローチは、エントランスから玄関へと続くエリアです。階段やスロープで高低差や角度を付けたり、プライバシーを保護する植栽を設けたりして、来客の視界を楽しませることができます。

アプローチの形状にはクランク型、L字型、S字型などがあり、道路からの距離や玄関との位置関係で設計が変わります。植栽や花壇、照明などを効果的に配置すれば、アプローチに視覚的な変化、奥行を持たすことができ、安心感や審美性が向上します。

アプローチには、雨や水で濡れても滑りにくく、水はけの良い床材を選びます。

タイル、コンクリート、レンガなどが採用されますが、ノンスリップ加工のタイルがおすすめです。

また、アプローチに階段を設ける際はバリアフリーに配慮した手すりやスロープ、階段の段差や数の検討が必要かどうかを、家族構成や将来的なライフスタイルをイメージして、工務店やハウスメーカーに相談しましょう。

 

デッキ、テラス

注文住宅 外構 デッキ、テラス
デッキ、テラスは動線や使い勝手を考えて設計すれば、家の中と外を自然に行き来できるつながりが生まれ、家の延長として気軽に過ごせる実用的な生活空間になります。

リビングとデッキ、テラスの床材を合わせ、大開口のガラスで仕切ったアウトドアリビングもその一つです。他にもデッキと庭を組み合わせたウッドデッキ、デッキとテラス、テラスと庭を組み合わせてバーベキュースペースやカフェテラスにするなど、デザインのアイデアは無数にあります。

開放的な内部空間となるデッキやテラスは、あまり広いスペースでなくても十分に満足感を得られることもあります。

家族や仲間と、あるいは一人の時間をリラックスして過ごす、とっておき場所を計画してみましょう。

この住宅の施工事例ページ:「木のぬくもりを感じるモダンなデザイン住宅」はこちらです。

 

駐車・駐輪スペース

注文住宅 外構 駐車・駐輪スペース

愛車をきれいに保管できる屋根のある駐車スペースは、注文住宅でも多くのオーナー様が要望される外構です。上述の「外構計画で失敗しないための5つのルール」でもお伝えしたように、車のサイズや台数、ドアの開閉、人の通行を考えたスペースが必要です。

発車しにくい、駐車に時間がかかる、玄関まで距離があり雨に濡れる・・・といった失敗談はよく耳にします。余裕のある駐車スペースと動線を計画しましょう。

駐車スペースの外構はカーポートやゲート付きがポピュラーですが、建物と一体となったビルトインガレージ(ガレージハウス)でデザイン・設計された注文住宅も敷地面積の有効活用、愛車との時間を優先したいオーナー様に人気があります。

また、来客用の駐車スペースを設けるケースもあります。

関連記事:ガレージハウスのメリットを外観と間取りから解説 デメリット対策も

意外に忘れがちなのが、自転車やバイクをとめる駐輪スペースです。入居してから、自転車やバイクを車のサイドにある狭いスペースにとめることになり、車のボディにキズが・・・とならないよう計画に入れておきましょう。

この住宅の施工事例ページ:「プライバシーが守られる開放空間」はこちらです。

 

植栽

注文住宅 外構 植栽
植栽は目を楽しませてくれたり、景観を彩るだけではなく、目隠しとなってプライバシーを守ったり、夏の直射日光を遮ったり、秋や冬には木漏れ日が指したり日照調整の機能もあります。

樹種によって、常緑の木、落ち葉のある木、花が咲く、実のなる木があります。シンボルツリーとして、住まいや街のアクセントにレイアウトするのも景観を楽しく演出します。

どれも表情豊かに季節を伝え、時に軽やかに、時に落ち着いた光と風を住まい届けてくれます。

また、住まいと同様にお手入れをきちんとすることで、暮らしや街を美しく彩り続けます。

植栽の注意点は落ち葉、雑草、伸びる高さです。

植える木について慎重な計画を立て、お手入れの難易度、生育の特徴を理解しておくと、あとで困ることもなく、近隣とのトラブルも避けられます。

植栽の高さについても、近隣の窓の位置、陽当たりを考慮して樹種や位置を計画しましょう。

この住宅の施工事例ページ:「シンプルなテイストの二世帯住宅」はこちらです。

 

照明

注文住宅 外構 照明

外部空間の照明は、我が家に帰ってきた安心感や夜間の演出だけでなく、防犯効果を高めます。

植栽やアプローチの足元を効果的に照らすことで、見栄えが良く、玄関まで安全な動線を確保できます。

外構の照明計画のポイントは、照明器具を見えないように設置することです。器具を露出させずに空間を照らすと、光だけのきれいな照明効果が得られ、洗練されたおしゃれな外観を演出できます。

外構照明のタイプには、スポットライト、センサーライト、ダウンライト、フットライトなどがあります。外構スタイルや植栽とうまくバランスをとったライト、数を工務店やハウスメーカーと検討しましょう。

この住宅の施工事例ページ:「木のぬくもりを感じるモダンなデザイン住宅」はこちらです。

 

メインガーデン(主庭)

注文住宅 外構 メインガーデン(主庭)
外構計画の中心的なエリアが中庭などのメインガーデンです。ここは家庭菜園やガーデニング、家族や友人とのバーベキューを楽しむ場所になります。陽当たりや道路の方角を考慮した配置や広さを検討しましょう。

小さいお子様のいるご家庭では、砂場やすべり台を設置したり、ビニールプールを置いたりして遊び場にデザインするオーナー様もいらっしゃいます。芝生を敷けば転んでも安心です。

庭のメンテナンスはやはり雑草の草むしりが基本になります。防草シートである程度抑えられますが、全く生えてこないわけではありません。お庭作りやガーデニングと草むしりをセットで楽しめる方なら問題ないでしょう。

背の高い植栽の剪定や、手入れの難しい植栽のメンテナンスは無理をせず、植木屋など専門の業者に依頼しましょう。

この住宅の施工事例ページ:「光が差し込む大空間」はこちらです。

 

物置

大工道具やアウトドア用品、清掃用品などを収納する物置は玄関や駐車スペースからの動線、分別ゴミの仮置き場は家事動線を考えて配置します。物置から作業場所、ゴミの仮置き場からゴミ集積場までは家の中を通らずに行ける動線設計がスマートです。

家のまわりは狭くても有効活用できるスペースが意外にたくさんあります。

工務店やハウスメーカーとの設計段階の打ち合わせで、効率よく配置してもらうよう依頼するとよいでしょう。

 

水道、電源

注文住宅 外構 水道、電源

外構にあると便利なのが水道と電源コンセントです。

植栽の水やりや車の洗車・メンテナンス、アウトドアリビングでのバーベキューなど、外構には水や電気が必要なシーンがいくつもあります。家の中からホースや延長コードを延ばせばいい・・・と思いきや取り回しがきかず、作業にストレスがかかってしまうことも。

外構工事では、作業動線にあった位置に水栓、電源コンセントを設置してもらうよう工務店やハウスメーカーに依頼することを忘れないようにしましょう。

では、次にこれらの外構を取り入れて設計された、注文住宅の完成事例を3例見てみましょう。
※施工はすべてジェイホームズ(株)

 

【実例1】 四方からの観望が計算された外観

注文住宅 外構 ジェイホームズのコンセプトハウスWHITECUBES
 WHITE CUBESはジェイホームズ代表牧野の自邸兼モデルハウスです。

閑静な街並みに調和したシンプルモダンな外観、次世代省エネ基準をクリアする断熱、気密性能で夏は涼しく、冬温かい快適な空間と、安全性を追及した完全分離型の二世帯住宅です。( UA値:0.45)

美しく開放的な外部空間のデザインをベースに、オープン外構を設計しました。

 

昼と夜で雰囲気が一変するアウトドアリビングのウッドデッキ

注文住宅 外構 昼と夜で雰囲気が一変するアウトドアリビングのウッドデッキ

WHITE CUBESは、1階にLDKとつながるウッドデッキを設けています。アウトドアリビングとして家族や来客との憩いの場になっています。

上の画像は、LDKから見たウッドデッキです。

日中の明るい時間帯は、このように窓の上部にあるブラインドを半分ほど下げています。このブラインドは光を通すタイプで、柔らかな光でリビングに明るさをもたらしつつ、リビングのソファに座ったときに、目線の高さがちょうどウッドデッキとその先にある植栽の眺めを楽しめるようになっています。

次の画像は夜、同じ角度から撮影したLDKからウッドデッキの眺めです。

ウッドデッキの周囲に設置された照明が間接的に灯り、日中とは違う落ち着いた雰囲気を演出します。

注文住宅 外構 昼と夜で雰囲気が一変するアウトドアリビングのウッドデッキ

このウッドデッキの木材は、費用、メンテナンス、雰囲気等を総合的に考慮して、耐候性に優れた無垢の木材を使用しています。

ノーメンテナンス、長寿命の木材「エステックウッド」について、

社長ブログ:耐用年数50年のウッドデッキについて<モデルハウスの紹介 5>と、

社長ブログ:ウッドデッキの材料は?塗装するの塗装しないの?その違いは?

で詳細をお伝えしています。

 

飾り壁  穴開きの化粧ブロックが通す光と風

注文住宅 外構 飾り壁 穴開きの化粧ブロックが通す光と風
WHITE CUBESのウッドデッキは、南側の通路や西側の道路からの視線が届くレイアウトのため、目隠しを兼ねて飾り壁を設けています。

通常のブロックで壁をつくり塗装する方法もありますが、少し閉鎖的な印象を与えてしまいます。そこで中央に穴の空いた明るい色味の化粧ブロックで飾り壁をつくりました。規則正しく並んだ正方形の穴から光や風が通り、心地よく庭を彩りながら、プライバシー保護の役割を果たしています。

コンセプトハウス「WHITE CUBES」見学会

 

【実例2】T様邸 プライバシーに配慮された外構デザイン

神奈川県川崎市の閑静な住宅街に建つ、2階建ての注文住宅です。モノトーンを基調とした、モダンな配色と質感のバランスが印象的な外観デザインです。地階には運動スペースとして利用される30帖の大空間が広がります。

注文住宅 外構 プライバシーに配慮された外構デザイン

外構はオープン型の設計ながら、箱を組み合わせたデザインを活かしてプライバシーを確保しています。駐車スペースは、車が3台駐車できる間口の広いビルトインガレージを鉄骨造で建設しました。

注文住宅 外構 玄関アプローチ部分
道路からの距離が近いながらも、外からは見えない玄関アプローチ部分です。

プライバシーが守られる開放空間

 

【実例3】O様邸 環境と調和したデザインと高い機能性をもつセミオープン外構

【実例3】O様邸 環境と調和したデザインと高い機能性をもつセミオープン外構

自然エネルギーの恵みをしっかり受けとめられる「パッシブデザイン」を基に建てられた注文住宅です。日射遮蔽や断熱性能に優れ、冬暖かく夏涼しく過ごせるように設計・施工されています。

注文住宅 外構 道路から玄関までのアプローチ

道路から玄関までのアプローチには、舗装面を自然石貼りとして、デザイン性と耐久性を両立させています。駐車スペースは、土間コンクリート仕上げに植栽のスリットを設けました。

周辺環境に合わせて適切に植栽を行ない、建物と外構、植栽が一体となった外観デザインを実現しています。道路から玄関ドアに向かうアプローチは、門柱から照明に至るまでトータルで外部空間をデザインしました。

注文住宅 外構 1階のテラスは、アウトドアリビングや縁側など多目的な役割
 1階のテラスは、アウトドアリビングや縁側など多目的な役割を果たします。仕上げは、レッドシダーのデッキ材に、耐久性を高めるためにキシラデコールを塗布して、メンテナンスに配慮しています。

パッシブデザインと機能・デザインを両立させたデザイン住宅

 

ジェイホームズの外構デザイン

ジェイホームズの外構デザイン

ジェイホームズは注文住宅の新築工事を主な事業とする工務店です。

オーナー様のご要望や感性に合ったパートナーの建築家、設計事務所がデザイン、設計したデザインを施工するケースもあります。外構工事も、ジェイホームズ専属の職人が施工しています。

ジェイホームズでは注文住宅の外構計画は建物の設計と同時に進行します。大手ハウスメーカーの外構の打ち合わせや提案は、間取りや外観といった建物の打ち合わせの後になり、対応が遅れたり、外構を含めた住宅デザインができないことがあります。

ジェイホームズは屋内と屋外を別々に計画するようなことは失敗の原因になりかねず、オーナー様の住まいづくりにあってはならないと考えています。

なぜなら、建物外観と外構のバランス、敷地内での建物とエクステリアの位置など、家全体、景観全体を考えた注文住宅のプランニングとデザインをオーナー様と一緒に作りあげていくプロセスが、注文住宅の完成度を高めるからです。

 

コストを抑えた外構工事の提案

外構工事費用は敷地面積や内容に応じて幅がありますが、オーナー様のご要望と優先順位に沿いながら、外構の壁やフェンスの量を調整するなど設計に工夫を加え、デザインや素材の質を落とさずにコストを抑えることも可能です。

また、外構の空間づくりをDIYで楽しめるのも注文住宅の魅力です。新築の外構工事で隅々まで作り込まず、フリースペースを設けて、時間をかけてじっくり手を加えていけば、コストを抑えながら、お庭や家庭菜園を好みのテイストに育てることができます。

外構をコストを抑えながら魅力的にするためには植栽が効果的です。植栽は、内容や面積にもよりますが、比較的コストがかかりませんので、コストパフォーマンスの高い外構計画を実現するためには必須です。

植栽は単に目を楽しませてくれたり、景観を彩るというだけではなく、目隠しとしての役目や日照調整などの機能もあるからです。

植栽についてはスペースだけ確保しておき、すまい手自身で少しずつ増やしていくのもよいでしょう。その際は家と同様に手入れをきちんと続けていくことが大切です。

 

注文住宅の外構を実際に見学する

注文住宅の外構を実際に見学する

完全分離型二世帯住宅のコンセプトハウスWHITE CUBESは、見学会を随時受け付けております。

外観の佇まい、外壁の仕上がりや風合い、採光、高い省エネ性能( UA値:0.45)、家族構成の変化に柔軟に対応できる完全独立型、上下分離型の2世帯住宅を体験できます。

実際にWHITE CUBESで生活し、家族と暮らしている弊社代表牧野へ、外構のプランニングをはじめ、住み心地や住宅の性能、注文住宅の疑問やお悩みを施工を見ながらなんでも直接ご相談いただけます。

外構計画の疑問、お悩みもお気軽にご相談ください。建築家、設計事務所と協働して注文住宅を建てる工務店ならではの、デザインと機能性のバランスがとれた視点でお答えします。

審美性と機能性が両立した外構デザインが、住宅建築のご参考になりましたら幸いです。

【ご予約受付中】 WHITE CUBESの見学会に参加する

 

ジェイホームズについて

ジェイホームズについて

ジェイホームズは東京都、神奈川県を中心に注文住宅の設計・施工を行っている工務店です。

プロから評価の高い建築家、建築設計事務所とチームを組み、デザインと機能性、安全性を両立させた「強く、美しい家」を精度の高い施工力で建てています。

ジェイホームズ 注文住宅の完成事例

注文住宅の施工は全て、実力と実績のあるジェイホームズの大工、職人たちが行います。

大工の親方は、ジェイホームズの仕事だけを受け持つ専属の親方です。優秀で信頼のおける専属の親方以外に施工を任せることはありません。

建物全体を統括する経験豊富な施工管理者と厳格な検査基準、チェック体制が見えないところから家の完成度、施工精度を高めています。

注文住宅の外構計画、お庭や駐車場のレイアウトなどお悩みや疑問をお気軽にご相談ください。本記事へのご質問もお待ちしております。

 

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